【動画解説あり】本調査同士の結合方法(内容が一致していない場合)

【動画解説あり】内容が異なる調査同士のデータ結合方法

はじめに

サーベロイドでは、設問をランダムに出し分ける機能がなく、コンセプト調査など、表示する順番で回答結果に偏りがでる調査を行う際は、コンセプトごとにプロジェクトを立てて実施いただいております。

上記のような調査をする場合、選択肢や設問文がコンセプトごとに若干異なる場合があり、
「調査の内容が完全に一致していて、複数のリストで調査を実施した場合」と結合方法が異なります。

ここでは「調査の内容が異なり、複数のリストで調査を実施した場合」のデータ結合(マージ)方法について解説いたします。




【動画内タイムテーブル】
0:07 ロウデータの結合方法
3:07 対応表の結合方法
5:08 集計ツール「forAnalysis」にアップロード

ロウデータの結合方法

①各ローデータをExcelで開き、B列にその調査が何のデータであるかわかるようなフラグ(割付フラグ)を立てます。
今回は2つの商品のコンセプト調査を実施したと仮定し、「商品【P】」データを1、「商品【R】」データを2としたフラグを立てます。その際のカラム名は「hq1」とします。

②調査内容(設問数、選択肢など)が異なる2つデータを結合するときは、
商品【P】のデータ列の次列に商品【R】のデータを追加します。
(※この時、【R】データの基本属性情報(A列~K列)は商品【P】のデータの直下に貼り付けましょう。)

③これでローデータの結合作業が終了です。集計ツールに読み込ませるためにテキスト形式で保存します。


▼ロウデータ結合後イメージ図

対応表の結合方法

①対応表をExcelで開き、追加した割付フラグの情報を追加します。
割付フラグを対応表に追加する場合は、「商品【P】」を1、「商品【R】」を2としたシングルタイプの設問を新たに追加するイメージを持っていただくと分かりやすいかと思います。
(動画ではP1がシングルタイプなので、P1を引用しています。)
「質問番号」、「アイテム名」、「ラベル」、「カテゴリ数」を適宜変更します。

②これで対応表の結合作業が終了です。集計ツールに読み込ませるためにテキスト形式で保存します。

集計ツール「forAnalysis」にアップロード

加工したローデータと対応表をテキスト形式で保存し、forAnalysisにアップすると、それぞれの調査結果を1つのファイルでまとめて確認することができます。加工したローデータや対応表を「forAnalysis」に取り込む方法は下記の記事を参照ください。


    • Related Articles

    • 【動画解説あり】内容が一致している調査同士のデータ結合方法

      はじめに サーベロイドでは性別、年代、性年代までしか回収目標数の割付設定ができません。 例えば居住地ごとに均等で割付をしたい場合は、その地域ごとにプロジェクトを立てて実施いただいております。 プロジェクトが異なると回収データも別々に出力され、1つのファイルで結果を確認することが出来ません。 上記のように、調査の内容は一緒だが、データが複数出力され結果の確認が大変になるという問題を解決するために、 ...
    • 【動画解説あり】スクリーニング調査と本調査のデータ結合方法

      はじめに サーベロイドでは、スクリーニング調査と本調査を分けて実施するため回答データもそれぞれ出力されます。 そのため、スクリーニングと本調査のデータを合わせて集計・分析をして結果を見たい場合、どうすれば良いかという声を多くいただきます。 その場合、別々に出力されたデータをExcel上で結合するという一工程が必要になるのですが、Excelを日頃使用していない方にとっては少し難しく感じる作業かと思います。 ...