インタビュー実施前に何を準備しておくと良いですか?
インタビュー実施前に準備しておくこととしては、以下が挙げられます。
- サービス課題のリストアップとカテゴライズ
- インタビュー対象者を集めるためのスクリーニング設計
- 誰にインタビューをするのか決める
- ヒアリング項目のリストアップ
- インタビューガイドの作成
インタビュー調査の実施前に最低でも上記のことを考え準備しておくとスムーズな進行が可能かつ、有意義なインタビューが出来ます。
ただし、自分でインタビューを行うにはハードルが高いと思われている方も多いかと思いますので、
ハードルを下げる一手段として、生成AIを活用して事前準備を簡素化した弊社のインタビュー調査事例をご紹介いたします。
事例:弊社が運営している「ポケアン」アプリユーザーに対するデプスインタビュー
目的:ポケアンのサービス改善やポイ活ユーザーの行動実態を探ること
実施人数:3人(60分)
サービス課題のリストアップとカテゴライズ
課題に感じていることからアプリ利用ユーザーに聞いてみたいことまで箇条書きしてみます。
リストアップしてみると、「どんな訴求をしたら良いのか」や「どんなキャンペーンがあれば喜ばれるのか」といったことなど、ジャンルが異なるためカテゴライズしていきます。
このカテゴライズをする際に『生成AI』を活用し、結果は以下のように3つにカテゴライズしてくれました。
インタビュー対象者を集めるためのスクリーニング設計
カテゴライズされた項目ごとに、インタビュー対象者をリクルーティングするための設問と選択肢を考える際にも『生成AI』を活用しました。
項目1つ目の「マーケティングとエンゲージメント」に関しては以下のように出てきました。
特にインタビューを実施したい課題に関してディスカッションを重ね、いくつかの選択肢の追加などを行い調整します。
誰にインタビューをするのか決める
また、対象者抽出のための合致条件についても出してもらうことで、リクルーティングする際にどういう人を対象にするか判断がしやすくなります。
ここまででもかなりインタビュー調査のハードルが下がるのではないでしょうか?
インタビューガイドの作成
また、インタビューガイドも用意しておくことをお勧めいたします。
ヒアリング項目を書き出しカテゴライズし、その結果を元にインタビューのガイドを生成AIを用いて作成してみました。
作成されたインタビューガイドが弊社の意図したことが本当に網羅されているのか、どういう意図をもってこのインタビューガイドを生成したのかを聞き、
ガイドが作られた背景を把握した上で、さらに深掘りたい箇所のガイドを作成してもらうなどしてガイドラインの修正を行いました。
詳しい手順や内容、プロンプトについて、記事にもしておりますので是非ご確認ください。