「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」を使い分ける
対象者の声を聴くときは「オープンクエスチョン」を意識する
「YES or NO」で答えられるクローズドクエスチョンではなく、
「○○になったのはどうしてですか?」、「どのようにして調べていますか?」、「誰と使っていることが多いですか?」というような質問の仕方(オープンクエスチョン)を意識して実施しましょう。
回答内容に制限を設けず自由に答えてもらうことで、その方の言葉で語ってもらうことができます。
ちょっとした言葉にインサイトが隠れている可能性があるため、インタビュー結果をまとめる際は冗長的な表現以外は一語たらずとも取りこぼさないよう心がけましょう。
ただし、「なぜですか?」という聞き方は少し注意が必要です。
場合によっては心理的な負担を感じる場合がありますので、「なぜ(○○に決めたの)ですか?」ではなく、「○○にした決め手は何ですか?」のように聞き方を工夫しましょう。
事実を確認するときは「クローズドクエスチョン」を意識する
オープンクエスチョンは、対象者が感じている課題感やニーズ、選定までの流れなどをさらに深ぼって詳しく質問をするときに有効ですが、
クローズドクエスチョンは、対象者が話した内容から考えや事実を明確にしたいときに使うと有効的です。
また、対象者の関心事などを探る際に、クローズドクエスチョンがきっかけになることもあります。
尋問のようにならないように注意しながらインタビューを進めましょう。