インタビュー進行時の議事録・メモの取り方のコツはありますか?

インタビュー進行時の議事録・メモの取り方のコツはありますか?

インタビューを円滑に進める、インタビュー後チームや関係者で効果的に振り返る際に、
モデレーターだけではなく、バックで記録をしたり気づきを与えたりする人の存在も重要です。
ボードなどにキーワードや気づきを貼り出していくと、要点についてさらに深堀りすることも出来ますし、テンポよく会話を進めることが出来ます。
  1. 記録する人
役割:対象者の発言内容を要約して記録をする。
「状況などの事実」に関する発言と、「思考や感情」に関する発言に分けて記録を取りましょう。
「「キーワード」をメモし、インタビュー後に文章にすることでインタビュー中の聞き漏らしを防ぎます。
インタビュー終了後に、キーワードを文章にして付箋に書き起こし「事実」と「感情」に分けてボードなどにまとめると振り返りがしやすくなります。

  1. 観察する人
役割:注意深く対象者の話を聞き、気になる「キーワード」とそれに対する気づき(疑問、違和感、驚き、気になる)を記録する
対象者の発言で気になるキーワードやカギとなる重要な文章から、対象者への疑問を書き出します。
発言内容を網羅的に観察するのではなく、ポイントをしっかり押さえ、気づきを出すことを意識して話を聞きます。
ボードに付箋を貼りだしていく場合は、記録者が出した「キーワード」に紐づけル形で気づきを貼りだします。
インタビュー後は、なぜ気になったのかなどを他の人にも意図が伝わるようにしておきましょう。
なお、議事録のために複数名でインタビュー調査に参加する場合、
モニターさんが圧迫感を感じ話しづらくなる可能性があるため、モニターさんと会話する(画面上に映る)のは1人のみという形で実施することをお勧めいたします。