選択肢引継ぎとは
選択肢タイプ「マルチ(複数回答)」で選択した選択肢を次以降の設問で引き継いで表示させることが出来る機能です。
例えば、認知→経験→最経験→今後意向などのファネルで実態把握をしたいシーンなどで使えます。
具体的な流れとしては、マルチタイプで5つの商品+排他選択肢(あてはまるものはない)を選択肢として用意し、知っている商品を複数選択してもらった後に、
次の設問では前問で選択した(知っている)商品のみを表示することが可能です。
前問で回答した選択肢のみが表示されるため、回答者にとって関係のない選択肢の選択を防ぐことが出来ます。
また、矛盾回答を事前に防止できるため集計作業も楽に行えるメリットがあります。
①Q1で知っている商品を選択する
②知っている商品の中から今までに購入したことがある商品を選択する
Q1で選択した選択肢のみがQ2に表示されます。
③購入したことがある商品の中から最も購入する商品を選択する
設定方法
選択肢を引き継ぎたい設問内の編集画面に入ります。
最下部に「選択肢の引継ぎ」設定があるので、「引継ぎ設定する」に☑を入れ、引き継ぎ元となる設問をプルダウン内から選びます。
その際に、「必ず表示する選択肢」の設定をすることが可能です。
例えば、知っているが購入したことがない場合などに「あてはまるものはない」といった選択肢がない場合、回答者が回答することが出来ません。
「必ず表示する選択肢」の「設定する」ボタンを押下し必ず表示する選択肢に☑を入れ、「必ず表示する選択肢を設定」を押下することで設定可能です。
また、引き継ぎ元となる設問で「あてはまるものはない」を選択した場合、次以降の設問を表示させないように回答者条件を設定することも可能です。
例えば、知っている商品がない場合に購入経験や今後の購入意向の設問を表示させないようにするイメージです。
選択肢引継ぎ設定をすると、デフォルト設定として下記キャプチャのようにQ1で「あてはまるものはない」と回答した人も回答者条件に入っているため、
Q2の「条件を追加」ボタンを押下し、「あてはまるものはない」の☑を外し「条件を設定」ボタンを押下することで設定できます。
選択肢引継ぎ機能の仕様
引き継ぎ元となる選択肢タイプ
マルチタイプ(複数回答)
引継ぎ先の選択肢タイプ
・シングル(単一回答)
・マルチ(複数回答)
・マトリクスシングルの項目側
・マトリクスマルチの項目側
選択肢引継ぎの例として、下記をご確認ください。
選択肢引継ぎ機能の料金
【選択肢引き継ぎ機能】はアドバンストモードのサービスです。
(1つでもアドバンストモード機能を利用すると単価がUPしますが、
アドバンストモード機能を何個使っても単価が上がり続けることはありません。)
例)
■スクリーング調査
~2000人回収:10,000円
↓
~2000人回収:15,000円※アドバンストモード時
■本調査
設問数 × 回収人数 × 10円
↓
設問数 × 回収人数 × 15円 ※アドバンストモード時