セルフ型アンケートを始める前に知っておいてほしいこと
セルフ型アンケートは、自分のタイミングで手軽に実施できるのが特長です。
一方で、結果をより納得感のある形で活用するためには、あらかじめ知っておいてほしい特性もあります。
ここでは、アンケート結果を正しく理解し、うまく活用するための前提をまとめています。
アンケートは何を集めているのか
行動ログやPOSデータなどの事実データとは異なり、
アンケートは、生活者がその場で思い出し、感じたことにもとづいて回答した内容を集めたデータです。
事実をそのまま再現するものではなく、
生活者の考え方や印象といった「意識に関する回答」を、
数値や選択肢として整理したものと捉えると理解しやすくなります。
そのため、アンケートは数値としての正解を出すことよりも、考え方や印象の傾向を把握することに向いています。
他のデータと結果が異なる理由
アンケート結果が、自分の感覚やPOSデータなどの実績データと異なって見えることがあります。
これは、どちらかが間違っているというよりも、見ている対象や条件が異なるために起こるものです。
アンケートは「意識に関する回答」を扱うため、行動データとは異なる切り口の結果になることがあります。
また、母集団や条件設定が異なる場合にも、数値に差が出ることがあります。
アンケート結果は、事実データの代わりではなく、別の視点から状況を理解するための手がかりとして活用することが大切です。
回答は人が行っています
アンケートの回答者は、私たちと同じ「人」です。
迷ったり、その場の感覚で選んだり、完璧に思い出せないこともあります。
また、質問数が多い、内容が難しい、解釈が分かれる設問など、回答の負荷が高いアンケートでは、
回答のばらつきや質に影響が出ることもあります。
そのため、アンケート結果は回答者の特性だけでなく、
設問の設計によっても左右されるものとして捉える必要があります。
参考情報
設問設計の考え方や基本的なポイントについては、以下の記事でも紹介しています。
定量調査の役割を理解する
定量調査は、多くの人の回答を集めることで、
「どれが多いか」「どこに差があるか」といった全体の傾向を把握することが得意です。
一方で、
「なぜそう思ったのか」といった理由や背景を深く掘り下げることは、定量調査だけでは難しい場合があります。
理由や文脈を詳しく知りたい場合には、
インタビューなどの定性調査を組み合わせることで、より理解が深まります。
関連サービス・参考情報
Surveroidでは、定量調査とあわせて活用できるオンラインインタビュー調査のサービスも提供しています。
- オンラインインタビュー調査のサービス概要はこちら
- オンラインインタビュー調査一連の流れと操作方法はこちら
また、定量調査と定性調査の違いや、目的に応じた使い分けについては、以下の記事でも紹介しています。
サポートの役割について
本サービスは、調査を自由に設計・実施できるセルフ型アンケートツールです。
操作方法や一般的なアンケート設計の考え方については、迷ったときのヒントとしてサポートでご案内しています。
一方で、調査の目的整理や設計の妥当性、実施するかどうかの判断については、ご利用者ご自身で行っていただく形になります。
サポート内容は、判断の参考情報としてご活用ください。
- オンラインミーティングをご希望の方はこちら
最後に
セルフ型アンケートは、柔軟に設計・実施しながら、小さく試して見直していける点に強みがあります。
一度に多くを詰め込むよりも、目的を絞って実施することで、結果を業務に活かしやすくなります。
アンケートデータが、日々の業務や判断に役立つ形で活用されれば幸いです。