ロウデータとは
ロウデータとは、集計の元となる回答データです。
回答者1人につき1行で、各設問に対してどのように回答したかが記録されています。
なお、ロウデータは選択肢を示す数値データで出力されるため、ロウデータ単体では、設問内容や選択肢の意味を把握することができません。
ロウデータの回答内容を正しく確認するには、対応表(レイアウトデータ)とあわせて確認する必要があります。
設問タイプごとのデータの入り方について
ロウデータでは、設問タイプごとにカラム名(ヘッダー)やデータの形式が異なります。
以下では、主な設問タイプごとのデータの入り方を簡単にご説明します。
| 設問タイプ | ヘッダー命名規則 | 出力形式 | データラベル例
|
単一回答(シングル/SA) | 設問番号 | 数値 | q1 |
複数回答(マルチ/MA) | 設問番号 + c + 選択肢番号 | 0 or 1 | q1c1 |
マトリクス単一回答(マトリクスシングル/MTS) | 設問番号 + s + 行番号 | 数値 | q1s1 |
マトリクス複数回答(マトリクスマルチ/MTM) | 設問番号 + s + 行番号 + c + 選択肢番号(列番号) | 0 or 1 | q1s1c1 |
マトリクス両側(MTB) | 設問番号 + s + 行番号 | 数値 | q1s1 |
| 数値入力(NF) | 設問番号 + t + 選択肢番号 | 数値 | q1t1 |
フリー(小)(SF) | 設問番号 + t + 選択肢番号 | 文字列 | q1t1 |
フリー(大)(BF) | 設問番号 + t + 選択肢番号 | 文字列 | q1t1 |
SA/MA + 付属テキスト | 設問番号 + t + 選択肢番号 | 数値 + 文字列 | q1t5 |
設問タイプ別の具体例
単一回答(シングル/SA)
下記のように「最も好きな果物」を1つ選択する設問の場合、
ロウデータ上では、q1列に、回答者が選択した選択肢を示す数値データが入ります。
複数回答(マルチ/MA)
下記のように、好きな果物を複数選択する設問の場合、
ロウデータ上では、選択肢ごとに列が分かれ、
- 選択した場合:「1」
- 選択しなかった場合:「0」
- 回答条件などにより未回答の場合:「空白」
として出力されます。
マトリクス単一回答(マトリクスシングル/MTS)
下記のように、各項目ごとに飲用頻度を選択する設問の場合、
ロウデータ上では、各項目(行)ごとに列が分かれ、選択された選択肢を示す数値データが入ります。
例えば、q3s1が「1」の場合、「牛乳」を「ほとんど毎日」飲んでいる、という解釈になります。
マトリクス複数回答(マトリクスマルチ/MTM)
下記のように、各項目ごとに飲用形態を複数選択する設問の場合、
ロウデータ上では、項目 × 選択肢ごとに列が分かれ、選択した場合は「1」、選択していない場合は「0」として出力されます。
例えば、q4s1c1が「1」の場合、牛乳を「紙パック」で飲んだことがある、q4s4c1が「0」の場合、コーヒーを「紙パック」で飲んだことがない、という解釈になります。
フリー(小)(SF)/フリー(大)(BF)/数値入力(NF)
下記のように、自由記述で回答を取得した設問の場合、
ロウデータ上では、実際に回答者が入力した文字列や数値データがそのまま出力されます。
マトリクス両側(MTB)
下記のように、各項目ごとに「どちら寄りか」を選択する設問の場合、
ロウデータ上では、各項目ごとに回答者が選択した選択肢を示す数値データが入ります。
例えば、q6s1が「1」の場合、「慎重に比較して選ぶ/直感的に決める」という項目において、「非常に(左に近い)」を選択している、という解釈になります。