データ結合ツールの使い方

データ結合ツールの使い方

データ結合とは

データ結合とは、複数のデータを一つのデータにまとめることです。
共通のキー(サーベロイドでは回答者のモニターID(MID))を使ってデータを結びつけることで、より包括的なデータで集計・分析を行えます。

データ結合の活用シーン

活用シーン①

サーベロイドでは、スクリーニング調査と本調査を分けて実施する関係上回答データがそれぞれ出力されるため、
スクリーニングの回答結果と本調査の回答結果を合わせて(結合して)集計・分析をしたい場合はデータ結合を行う必要があります。
スクリーニング調査で聴取したことを本調査で再度聴取しなくても、データを結合することでスクリーニング調査と本調査のデータを掛け合わせて確認することが可能になります。

活用シーン②

以下のようなシーンで結果を比較する際にご活用いただけます。
  1. コンセプト受容性調査やパッケージ調査を案ごとにアンケート画面を立てて実施。→案ごとに回答内容を比較。
  2. 都道府県ごとに均等回収するためにアンケート画面を複数立てて実施。→エリアごとに回答内容を比較。
  3. 定点的に同じ内容で調査をしている場合。時系列で回答内容を比較。
調査内容は同じだが回答データがそれぞれ出力されるため、複数のデータを見比べての確認がしづらくデータを結合して結果を確認したい場合があります。
このようなシーンでも「データ結合ツール」を使用することで、データ結合作業時間が短縮され、よりスピーディーにデータの確認ができます。

データ結合ツールで出来ること

サーベロイドで取得した原本データ(ロウデータと対応表)を指定し、「結合する」ボタンを押すと結合されたデータをダウンロードすることができます。
国内・海外調査どちらのデータ結合にも対応しており、以下のようなデータを結合したいときに活用いただけます。
※MIDが重複しているデータの結合は出来ません。
  1. スクリーニング調査と本調査のデータ結合
    1. スクリーニング調査と本調査に回答した方のデータを取得できます。(スクリーニング調査のみ回答した方のデータは含まれません)
  2. 調査内容が同じ調査同士のデータ結合
    1. 「設問内容が一致している」とは、選択肢の数や設問形式が一致している場合を指します。
    2. 設問文や選択肢の文言が異なるだけであればデータ結合できます。ただし、結合させる際に選択した「レイアウトデータ」の文言が結果的に出力されます。

データ結合ツールの使い方

①スクリーニング調査と本調査のデータ結合方法

0. 結合したい原本データを用意しておきます。

1. 右上のバーガーメニュー内にある「データ結合ツール」をクリックします。

2. 結合したい【スクリーニング調査のロウデータとレイアウト】と【本調査のロウデータとレイアウト】を選択し、「結合する」ボタンをクリックします。


3. 「レイアウトデータ」と「ロウデータ」をクリックし、結合されたそれぞれのデータをダウンロードします。
  1. ロウデータは「merge_Rawdata.txt」、レイアウトデータは「merge_Layout.txt」というファイル名でダウンロードされます。
  2. スクリーニング調査と本調査のどちらで聴取した設問か判別が出来るように、スクリーニング調査の設問№の頭文字は「SCR」、本調査の設問№の頭文字は「Q」になっています。


---ここからは集計ツールに遷移しデータをアップロードする手順を説明します。---

4. 「データ回収状況」ページから「集計」ボタンをクリックし集計ツール(forAnalysis)に遷移します。



5. 集計ツール(forAnalysis)に遷移後、「データアップロード/切り替え」をクリックします。

6. 「ファイル選択」からレイアウトデータに「merge_Layout.txt」、ローデータに「merge_Rawdata.txt」を選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。


アップロードされたら、GT表やクロス集計表を作成しダウンロードすることで結果を数表で確認いただけます。
集計ツールで集計結果を出力する方法は、下記FAQも併せてご覧ください。

②調査内容が同じ調査同士のデータ結合

0. 結合したい原本データを用意しておきます。


1. 右上のバーガーメニュー内にある「データ結合ツール」をクリックします。


2. 結合したい【調査のレイアウトとロウデータ①、ロウデータ②…】を選択します。 「ロウデータを追加」ボタンを押して複数のロウデータを指定します。
 (ここでは、2つの本調査データを結合する場合を例に説明をします。)
  1. 調査内容が一致している調査同士のデータを結合させたい場合は、スクリーニング調査フィールドへのデータのアップロードは不要です。
  2. 調査内容が一致している調査同士のデータを結合させたい場合でも、レイアウトデータのアップロードが必須です。いずれかの調査データのレイアウトデータを選択してください。 
3. どのアンケートに回答したデータなのかを判別する場合は、チェックボックスに☑を入れてレイアウト上で表示するフラグ名を入力し「結合する」ボタンをクリックします。
  1. フラグは付けておくことをお勧めします。
  2. MIDが重複していると結合データの作成が出来ません。
  3. フラグ名の例
    1. ロウデータ①:P案、ロウデータ②:Q案
    2. ロウデータ①:関東、ロウデータ②:関西

  1. フラグを付けておくと、表側にフラグ・表頭に見たい設問を入れた下記のようなクロス集計を作成することができ、コンセプト案ごとの購入意向などの比較がしやすくなります。
         

4. 「レイアウトデータ」と「ロウデータ」をクリックし、結合されたそれぞれのデータをダウンロードします。
  1. ロウデータは「merge_Rawdata.txt」、レイアウトデータは「merge_Layout.txt」というファイル名でダウンロードされます。


---ここからは集計ツールに遷移しデータをアップロードする手順を説明します。---

5. 「データ回収状況」ページから「集計」ボタンをクリックし集計ツール(forAnalysis)に遷移します。


6. 集計ツール(forAnalysis)に遷移後、「データアップロード/切り替え」をクリックします。


7. 「ファイル選択」からレイアウトデータに「merge_Layout.txt」、ローデータに「merge_Rawdata.txt」を選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。


アップロードされたら、GT表やクロス集計表を作成しダウンロードすることで結果を数表で確認いただけます。
集計ツールで集計結果を出力する方法は、下記FAQも併せてご覧ください。

備考

本調査の内容が異なるデータを結合したい場合など、手動でデータを結合したい場合は下記のFAQに手順を紹介しておりますのでご覧ください。